モチベーション

モチベーションの種類は2つあります。

内発的(自己目的)動機づけと外発的(外的な要素)動機づけです。


モチベーションはもともと、モチベート(motivate)という他動詞です。
だから外発的動機づけという、外から働きかけが動機としては正当な意味ですが、ビジネスの場では内発的動機づけをすることが望ましいとされています。



『高いモチベーションから得られる3つのメリット』

・仕事の質が上がる
モチベーションが維持できると、質の高い仕事ができるようになります。さらに、与えられた内容だけでなく限られた時間の中で自ら工夫して仕事を進める意欲がわき、無駄な時間を使うこともなく、生産性の高い仕事ができます。
モチベーションが低いと決められた仕事を最低限こなせばいいという受け身の考えになりがちなので、モチベーションは仕事の効率を上げるうえでも重要です。

・自分自身に自信がもてる
モチベーションを維持して自分の仕事の質があがると、自分に自信がもてます。仕事に前向きになり、熱心に仕事をする姿は評価されるでしょう。
認められる喜びはさらなる自信につながり、よりよい結果が生み出せるという好循環が生まれます。

達成感を得ることで、できないと後ろ向きになることも、トラブルの際にも落ち込むことも少なくなり、精神的にも強くなれます。

・周りの雰囲気が明るくなる
自分に自信がつけば、気持ちが前向きになり、周囲とのコミュニケーションがスムーズになります。そのため、職場の雰囲気が明るくなります。モチベーションを維持することは、周囲の雰囲気にも好影響を与えます。



モチベーションを上げるにはどうすればいい?

目標を達成するには、モチベーションを高めることが不可欠ですね。
しかし、どうしてもやる気が出ず、モチベーションを上げられないという時もありますよね。

今回は、モチベーションを上げられない原因や理由を深く掘り下げてみましょう。モチベーションの上げ方やモチベーションを高く維持する方法などを詳しくお伝えしていきます。


やる気が出ない!仕事や勉強でモチベーションが上がらない理由と原因
仕事や勉強で成果を上げるためには、やる気を出すことが大切とは分かっているのに、どうしてもやる気が出せない時もありますよね。

仕事や勉強のやる気のスイッチが入らない理由、なかなか行動に移せない原因とは何でしょうか。

ここからは、モチベーションが上がらない理由や原因を詳しく解説していきます。モチベーションが出せない理由を知れば、モチベーションを上げるようになれるかもしれません。


1. 目的や目標が定まっていない
モチベーションとは人が行動を起こす意欲や、やる気のこと。

しかし、何を目指しているのかがはっきりしない場合、そのやる気が出せないのは当然です。モチベーションを上げなくてはとただ漠然に思うだけでは、なかなか行動に移すことはできません。

モチベーションが出せない理由は、目的や目標が定まっていないから。

モチベーションを上げようとする前に、まず何を目指しているのかをはっきりさせることが先決です。

目的や目標をしっかり持つだけで、自然とモチベーションも高まります。


仕事へのモチベーションが低下してしまうのは、取り組んでも成果が出ず、毎日同じことの繰り返しで張り合いがないことも多いと。

その際は毎日何らかの目標を決め、それを達成できるよう努力することで、仕事への張り合いを取り戻すことが大切です。

毎日目標を決めることで自分なりのやりがいを見つけることができ、達成できることで充実感が得られます。

目標を達成した成功体験はモチベーションの向上につながり、次はより高い目標へと向上心も湧き上がってくるでしょう。

目標を設定し、それを達成する癖をつけておくことで、短期的ではなくより長期的な目標の設定もしやすくなります。

毎日の目標を達成するうちに、将来的にはどのようなことをしたいのか、キャリアビジョンを考えることにもつながります。それに向けての道筋を考えることで、モチベーションはさらに高められます。


2. 逆に目的や目標が高すぎる
目的や目標を定めているのに、モチベーションが上がらない時もあります。そんな時は、目的や目標が高すぎるのかもしれません。

簡単に到達できな目標を掲げていると、その目標にたどり着くことが困難で無理のような気がしてしまうものです。

いくら頑張っても成果が上げられない、目標にたどり着けないため、たとえ最初はモチベーションがあったとしても、目標を達成する前に息切れしてしまうのです。


3. 周囲のモチベーションが低く、流されてしまっている
モチベーションを高く保つためには、環境も大切です。

同じような目標を持っている人が周囲にいると頑張りやすいものですが、逆に周りのモチベーションが低いと、自分自身のモチベーションを高く持ち続けることは難しくなってしまいます。

周囲のやる気のなさが伝染病のように移ってしまい、努力をするのがばかばかしく無意味に感じてしまうのです。


4. 好きではないことをやっている
自分の好きなことに対しては、どんな努力や苦労も惜しくないものです。
しかし、自分が達成しようとしている目標が周囲から与えられたものである場合、自分が本当にやりたいことではないものである場合は、モチベーションを持ち続けることは難しくなってしまいます。

モチベーションがどうしても出ない時は、自分の好きではないことを無理にしようとしているのかもしれません。自分の好きなことに没頭できれば、自然とモチベーションが上がっていくはずです。


5. 諦め癖がついており、自己肯定感が低い。
過去の失敗や挫折から、大した努力をする前に諦めてしまう癖がある人も少なくありません。頑張ってもどうせうまくいかないのだろうという自己肯定感の低さにより、最初からモチベーションを上げることができないのです。

目標に対して必要な努力を怠っていれば、その目標に到達できないのは当然。積み重る失敗にますますやる気を失い、モチベーションを高く持つことができないのです。

6. 目標達成のための方法が不透明だから
目標は持っているし実現したいという意欲はあるのに、どうしても目標達成に向けて全力を出せないという人もいます。

達成したい目標はあるけれど、それを実現する方法が不透明なのかもしれません。

どうやって目標を達成して良いのかが掴めていないので、全力を出したくても迷いが生じたり、力を入れるべきところに力を入れられなかったりするのです。


7. 頑張っても評価されない環境にいるから
努力をするのは自分のためと分かっていても、周りから全くその努力を認められないのは辛いもの。一生懸命頑張っているのに、周囲から正当に評価してもらえないことが続くと、努力し続けることが空しく感じてしまいます。

頑張っても評価されない環境にいると、モチベーションを維持し続けるのは難しくなってしまうのです。

ここからは、自分のモチベーションを高く持ち続けるために実践したい方法をご紹介していきます。

明確な目標や目的を設定する
モチベーションを上げるのに一番大切なのが、目標や目的をしっかり定めることでしょう。目標や目的を明確にすることで、何で努力をしているのか、何をどう頑張れば良いのかが次第に分かってくるものです。

モチベーションが揺らぎそうになってしまったら、必ず原点に戻って自分が達成したいと思っている目標を思い返してみてください。

目標達成した時の自分をイメージしてワクワクする。
モチベーションを上げるのには、目標をしっかり定めることが大切ですが、その目標をより具体的なものにするとモチベーションが上げやすくなります。

例えば「夏までに5キロ痩せたい」という数字重視の目標より、痩せてノースリーブのワンピースを着る自分を想像する方が、ワクワクしますよね。目標に達成できた自分をはっきりとしたイメージで頭の中に描くことで、自然とモチベーションが湧いてくるのです。

目標を分解して、何度も達成感を得る
いきなり大きな目標は掲げても、一朝一夕には達成できないもの。
目標を達成するまでにモチベーションが下がってしまわないように、最終的に目指す大きな目標をあえて分解し、その過程で達成するべき複数の小さな目標を設定してみてください。

小さな目標を一つ一つ達成していくことで小さな成功体験が増え、モチベーションを高く持ち続けることができます。

モチベーションが高い人と一緒に時間を過ごす
高いモチベーションを保つためには、人間関係も重要です。やる気がなくネガティブ思考の人たちが周りにいると、自分のモチベーションも次第に引きずられるように下がってしまいます。モチベーションを上げるには、同じようにモチベーションが高い人たちと付き合うことが大切。

モチベーションの高い人は、迷っている時には前向きなアドバイスをしてくれたり、落ち込んでいる時には励ましてくれたりと、目標を実現させるための大切な存在にもなります。

まずは5分でいいから行動する
やらなくてはいけないと頭では分かっているのに、なかなか重い腰が上がらない時ってありますよね。勉強、仕事、運動など、何をするにでも一番強い意志が必要になるのは、最初の5分、つまり初動の時間です。
「5分だけでも」と自分に言い聞かせてやる気を奮い立たせると、後は意外に続けられるもの。どんなにやる気が出ない時でも、最初の5分を目標に行動を起こしてみてください。

「取り敢えず30分」など、集中する時間を決める
仕事や勉強を頑張らなくてはいけないと思っていても、何時間も時間を費やさなくては考えてしまうと、やる気はなかなか出せません。そんな時は「とりあえず30分頑張ってみよう」など、時間を決めて取り掛かってみましょう。だらだらと何時間作業するよりも、短時間で集中した方が効率が上がることもあります。

また、とりあえず30分と始めたことでも、そのうちに気分が乗ってくるかもしれませんよね。

ゲーム感覚にしたり、楽しくなる工夫をする
大きな目標を掲げて着実にそのゴールに向かって行く過程は、どこかビデオゲームやボードゲームのよう。一つ一つ目標を達成していく時に、ゲームに挑む気分で挑戦したり、楽しむ工夫をしたりすることで、目標達成にかける努力が苦でなくなります。

仕事でも勉強でも、そこに楽しみを見つけることができれば、きっとモチベーションも自然に上がりそうです。

自己分析をして、自分のモチベーションが上がる法則を見つける
どういう時にモチベーションが上がるのでしょうか。他人に褒められた時、誰かに感謝された時、自分のやりたいことができている時、周りの人が成功しているのを見た時など、モチベーションが上がる瞬間は人それぞれ。自分がどんな時にモチベーションが上がるのかを分析して、その状況をあえて作り出すように努めてみてください。

やる気のスイッチを自在にコントロールできるようになりますよ。




モチベーションを維持するための4つのコツ
目標を達成するまでの長い道のりの中で、諦めたくなる時や投げ出したくなる時もあるかもしれません。一度モチベーションを上げたら、そのモチベーションを高く維持することが大切。

ここからは、目標を一つ一つ達成し続けられるよう、モチベーションを維持し続けるためのコツをご紹介します。


1. 目標をスケジュールに全て落とし込んでしまう
モチベーションを維持するためには、目標にも締め切りが必要かもしれません。「〇〇年までに達成させる」、「〇月〇日までにここまでする」などと、スケジュールの中に目標を入れてみてください。

スケジュールの中に細々とした目標が組み込まれているので、少しモチベーションが下がった時も目標を意識しやすくなります。スケジュールに合わせて目標を達成させていくことで、モチベーションを維持し続けることができるのです。

2. モチベーションが落ちた時のルーティンを決めておく
モチベーション上がり調子の時もあれば、下り調子の時もあります。モチベーションが下がってきたなと実感する時には、意識してモチベーションを上げられる行動を起こしましょう。

先輩や上司に相談したり、成功している人たちが集う場に顔を出したり、モチベーションを上げられる本を読んだり、気分転換で旅行に出かけたり、落ちたモチベーションの上げ方は人それぞれ。

何をするとモチベーションが上がるのかを考えておき、モチベーションが落ちた時のルーティンとして決めておくと時間を無駄にしません。


3. 目標は常にシンプルに考え、悩まないようにする
複数の目標を掲げていたり、他人の評価など自分ではコントロールできないことを目標に入れていたりすると、迷いが生じやすいよう。目標に向かって行動を起こす時は、悩んだり戸惑ったりしないことが大切です。

モチベーションを高く維持するためには、目標はなるべくシンプルに、自分の軸を基準にして達成できることを選びましょう。


4. モチベーションを高く維持している人の真似をする
周りに常に高い意識を持って、仕事や勉強に取り組めている人はいませんか。そういう人の日常のルーティーンや仕事への取り組み方を参考にしてみると、どうしたらモチベーションを高く維持できるのかが自然に見えてきそう。

「この人は頑張っているな、努力家だな」と感じられる人に出会ったら、ぜひその人の良い部分を真似してみてください。きっと、自分もモチベーションを高く維持できるようになりますよ。


モチベーションが下がってしまった時、ふと思い出すと勇気が出る言葉というものがあります。ここからは、モチベーションをぐっと上げてくれる、心に響く言葉の数々をご紹介します。

どうしてもモチベーションが上げられない時、モチベーションが下がってしまった時にぜひ思い出してみてください。

「努力する人は希望を語り、怠ける人は不満を語る」井上靖
明治生まれで戦後の文壇をリードした小説家、井上靖の言葉です。
「希望を語っていれば努力ができ、不満ばかりを言っている人は怠けてしまう」という意味合いがあります。

「努力をしている人にはポジティブな考え方ができ、怠ける人はネガティブな考え方をする」とも言えますね。仕事や会社に対して不満を言いたくなった時に思い出すと、モチベーションが上がりそうですね。

「夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ」高橋歩
実業家、高橋歩の著書のタイトルそのままの言葉です。自らを「自由人」と称する高橋歩らしい、シンプルで力強い言葉ですよね。高い目標を掲げている人、その目標に到達できないかもと不安に感じている人におすすめの言葉です。

「有能な者は行動するが、無能な者は講釈ばかりする」ジョージ・バーナード・ショー
ジョージ・バーナード・ショーは、イギリスの誇る劇作家。この言葉は、「長々と喋る人間は無能で、有能な人はまず行動する」という意味。英語の原文では「He who can, does. He who cannot, teaches.」というシンプルな言い回しで、海外でも有名な格言です。「言うは易く行うは難し」や「不言実行」など、日本人にも馴染みの深い格言に近い意味合いなので、すっと心に響きます。

夢に向かって努力することを戸惑ってしまっている人、言い訳をしてしまいがちな人に送りたい言葉です。

「みんな違ってみんないい」金子みすゞ
大正から昭和初期にかけて活躍した童謡詩人である金子みすゞ。小学生低学年の教科書にも載っている「私と小鳥と鈴と」の一文が、この「みんな違ってみんないいい」です。小鳥、鈴、自分の違いはそれぞれ尊く美しいという詩で、「人と違っていても良い、人と違うからこそ良い、あなたはあなたで良い」というメッセージが伝わってきます。

周りにはなかなか理解してもらえない大きな夢を抱いている人におすすめの言葉ですね。

「意志あるところに道は開ける」リンカーン
エイブラハム・リンカーンは、南北戦争で北軍を指揮し奴隷制度を終結させたアメリカの第16代大統領です。数多い歴代の大統領の中でも、ワシントンやルーズベルトを肩を並べる最も偉大な大統領の一人として知られています。そんなリンカーンの「意志あるところに道は開ける」という言葉は、「どんなことでもやり遂げる強い意志があれば道は必ず開ける」という意味。

困難に立ち向かった時、心が折れそうになった時に思い出したい名句です。